おともだちにご協力いただき走航時の写真を撮りました。
(たいちょうさん ありがとうございました)
このボートの走航特性をもっとも映し出している写真がこれです。

「スポンソン前部の水しぶき」
水しぶきが前方に飛び散っていてそれがスポンソンの前部に当たっています。
これでは水切れが悪くトップスピードが延びません。
「スポンソン底部の離水」
水面から浮き上がっています。
船体が軽量なため波のうねりに乗って時々水面から離れているようです。
これが頻繁に起こると離水と着水を繰り返し、船体が不安定になります。
「ペラの接水」
スポンソンは離水していますが船尾は接水していて船体構造からペラは完全に水中にあり、
大きな正圧により水流が発生しているものとおもわれます。
しかし、船底にペラがあるためペラ直後の水流の上部で発生している負圧の影響が均一にならず、
船体から離れていく水流の乱れを加速している可能性があります。
「船尾の水流」
ペラの回転で負圧となった水流が船尾からでると、周りの水を吸い込みながら一気に水面へと
開放されている様子がわかります。
「ラダーの水流」
先の分析より、ラダーの取り付け部で水圧がいっきに低下しているため、舵面への水流が
均一にならず、リニアな切れ具合となっていないかもしれません。
「ルースターテールの乱れ」
これらの状況からルースターテールが乱れるのは必至で、写真でもまったくそのとおりに
なっています。
こうして分析してみると手を入れるところが山ほどあり、これからが楽しみです。
次回からは部分別にさらに詳細な分析をしてみたいとおもいます。